Mail Server
Synology DiskStation をメールサーバーにしたり、Synology DiskStationのユーザーがメールメッセージを送受信できるようにします。
はじめに:
- ドメイン名と IP を登録する、またはダイナミック ドメイン名を適用してください。登録については、[DSM ヘルプ] > [コントロール パネル] > [接続性] > [外部アクセス] > [DDNS] をご参照ください。
- ドメイン名またはダイナミック ドメイン名を適用するときは、メールドメインの MX (Mail eXchanger) レコードにメールサーバー(Synology DiskStation の FQDN)を入力してください。例えば、メールサーバーが mail.synology.com の場合は、MX レコードには、mail.synology.com を入力します。
- [コントロール パネル] > [ユーザー] の順に選択してから、[ユーザーホーム] サービスを有効にします。送受信されたユーザーのメールは、ホームディレクトリに保存されるため、ユーザー ホームサービス を有効にしないとメールを送受信できません。
- NAT が必要な場合は、下表に従ってポート転送を設定してください。
プロトコル |
SMTP |
POP3 |
IMAP |
IMAPS |
POP3S |
ポート |
25 |
110 |
143 |
993 |
995 |
注 |
IMAPS:IMAP over SSL/TLS POP3S:SSL/TLS での POP3 |
バックアップと復元
[バックアップと復元] を使用すると、Mail Server をバックアップしておき、いつでも前のバージョンに復元することができます。
Mail Server をバックアップする:
- [バックアップと復元] > [バックアップ] を選択して、バックアップ タスクを作成します。
- バックアップ ウィザードに従い、バックアップするためのアプリケーションを選択するよう指示されたら Mail Server を選択します。
- バックアップ タスクが完了したら、SMTP、IMAP/POP3、セキュリティ、エイリアス、自動 BCC、レポートの設定がバックアップされます。
Mail Server を復元する:
- [バックアップと複製] > [復元] を選択して、バックアップ タスクを復元します。
- 復元タスクが完了すると、Mail Server の現在の設定が上書きされます。
注:
- バックアップと復元機能は、DSM 5.1(またはそれ以降)で Mail Server 1.4-0270(またはそれ以降)に対応しています。