MailPlus の設定
[設定](右上隅の歯車アイコン)で、メールのレイアウト関連のMailPlus の設定を構成できます。また、メール配信用の組織、メールボックス、プロトコルに関連する MailPlus の設定やお客様のニーズに合ったその他の設定を構成できます。
全般設定
[設定](右上隅の歯車アイコン) > [全般]で、メールのレイアウトと組織に関連する以下の設定を構成できます。
- 1 ページあたりの会話数: ドロップダウン メニューから 1 ページあたりに表示する会話の数を選択します。
- 外部画像: [常に表示] および [表示前に確認する] のいずれかを選択します。 後者のオプションにより、悪意のある送信者が外部にリンクした画像を利用することを防止できます。
- スプリット ペイン モード: [3 列] または [2 列] のいずれかから、メッセージ表示する方法を選択します。
- 2 列の場合、さらにEメールを表示するフォーマットを選択できます。 [プレビューなしの 1 行]、[プレビューありの 1 行]、[2 行] の中から選択できます。
- 言語: 表示される言語を選択してください。
- ディスプレイの密度: 会話リストのディスプレイ密度を選択します。
- [会話を既読にする]: 会話が開かれた後、既読としてマークする方法を選択します。
- キャンセル期間を送信: 電子メールの送信取り消しを行う場合は、削除可能な時間を選択します。
- メールボックスをアーカイブ済みにする: メールボックスをアーカイブ済みとして設定すると、アーカイブしたすべてのメールが、このメールボックスに表示されます。
- メッセージが送信された先の受信者のアドレスから返信: あなたが電子メールに返信をする時、システムは自動的にあなたの電子メール アドレスを、あなたがメッセージを受け取るのと同じ電子メール アドレスに設定します。 この機能は[設定] > [SMTP]で指定された電子メール アドレスのみに適用されます。
- キーボードのショートカットを有効にする: 電子メールを素早く、簡単に管理するために、キーボードのショートカットを使用できます。
- [文字コード]: ドロップダウンメニューから言語を選択します。 これは、複数の添付ファイルを zip ファイルとして圧縮したいときに使用します。ファイル名に使う言語を選択します。
- ごみ箱のメールを削除: ドロップダウン メニューから選択して、指定の時間前に受信したごみ箱のメールを削除します。
- スパムのメールを削除: ドロップダウン メニューから選択して、指定の時間前に受信したスパム メールを削除します。
- 受信トレイのメールをアーカイブ: ドロップダウン メニューから選択して、指定の時間前に受信トレイのメールを削除します。
- ログアウト時にごみ箱をクリア: このオプションを有効化すると、MailPlus からログアウトした際に [ごみ箱] のメールすべてが削除されます。
- ログアウト時にスパムをクリア: このオプションを有効化すると、MailPlus からログアウトした際に [スパム] のメールすべてが削除されます。
- 日付からの Synology Calendar のイベントのイベント作成を禁止する(日付は強調表示されなくなります): あなたのメッセージに Synology Calendar の日付でイベントを作成することを無効化するには、このオプションを選択します。
- 署名を使用: 選択して、発信メッセージ用の署名を設定します。 署名を適用する先の電子メール アカウントを選択し、テキスト フィールドで複数のテキスト ツールで署名を編集します (例えば、フォント サイズ、フォント色、および画像の挿入)。
- [デフォルトのテキスト スタイル] をカスタマイズするには、フォント、文字サイズ、色を選択します。
自動返信/転送の設定
[設定] (右上隅にある歯車アイコンr) > [自動返信/転送]で、以下の設定を構成できます。
- メールを別のEメール アカウントに転送するには、[自動転送を有効にする] にチェックマークを付けます。
- メールの転送先となるEメール アカウントを [転送先] 欄に入力します。
- 元のメールを維持するかどうかは、オプションにチェックマークを付けて決定してください。
- この機能を使用するには、[自動返信を有効にする] にチェックマークを付けます。
- 自動返信がアクティブになる時間帯を設定します。 件名とメッセージは変更できますが、使用できるデフォルトのテンプレートも用意されています。
- [OK]をクリックして、設定を保存します。
メールボックスの設定
[設定](右上隅にある歯車アイコンr) > [メールボックス]で、新しいメールボックスを[追加]したり、以前作成したメールボックスを[編集]、[削除]、[非表示]、および[共有]できます。
共有メールボックス
個人用メールボックスは内部のユーザー/グループと共有して、特定のプロジェクト上で電子メール メッセージを一元化します。これにより、ユーザー/グループが、プロジェクトの追跡のために電子メールでの会話にオープンなアクセスができるようになります。
メールボックスを他者と共有する方法:
個人用メールボックスはシステム内部のユーザー/グループと共有できます。
- メール ビューの左パネルにあるメールボックスのうちの1つを右クリックします。
- メニュー上の[共有]をクリックしてください。
- メールボックスを共有するユーザー/グループを選択します。 ユーザー/グループを追加するには、[追加]をクリックします。ユーザー/グループを削除するには、該当するユーザー/グループを選択して[削除]をクリックします。
- 共有メールボックスに関して、それぞれのユーザー/グループに特定のアクセス権限を割り当てます。
権限 |
アクセス能力 |
所有者 (共有メールボックスの作成者) |
- 共有メールボックスのメッセージを表示、管理、および返信。
- 共有メールボックスおよびすべてのサブメールボックスを管理。
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管理 |
- 共有メールボックスのメッセージを表示、管理、および返信。
- サブメールボックスの作成、削除、および改名。
- 共有メールボックスを削除。
- 他のユーザー/グループと共有メールボックスを共有して、アクセス権限をユーザー/グループに割り当てます。
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読み込み/書き込み |
- 共有メールボックスのメッセージを表示、管理、および返信。
- サブメールボックスを作成。
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読み取り専用 |
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- [OK]をクリックして、設定を保存します。
- システムは共有メールボックスにグループ アイコンでマークを付けて、意図されたユーザー/グループに招待状を送信して、彼らがメールボックスにアクセスできるようにします。
注意:
- 読み取り/書き込みの権限またはそれ以上の権限を持つユーザーが共有メールボックスでメッセージに返信後、その返信が同じメールボックスを共有する他者によって閲覧可能になります。
- 共有メールボックスでサブメールボックスが作成後、デフォルトで、ユーザーはサブメールボックスに対して共有メールボックスと同じタイプの権限を持つようになります。 サブメールボックスに対するユーザーの権限は後で変更できます。
あなたから共有されたメールボックスを閲覧する方法:
メール ビューの左パネルに行き、[メールボックス]セクションを選択します。 このセクションのメールボックスは、それが他者と共有されるとグループ アイコンでマークされます。
あなたに共有されたメールボックスを閲覧する方法:
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [共有メールボックス]で、あなたに共有されたメールボックスおよびそのサブスクリプション ステータスを見ることができます。
- [共有メールボックス]タブを選択して、あなたに共有されたメールボックスおよび対応するサブスクリプション ステータスを見ることができます。
- 各共有メールボックスのサブスクリプション ステータスを変更できます。
- サブスクリプション下 (チェック サインのあるもの): 共有メールボックスは、メール ビューの左パネルの[共有メールボックス]セクションに現れます。
- サブスクリプションの期限切れ (チェック サインなし): 共有メールボックスはメール ビューの左パネルに現れません。
- [OK]をクリックして、設定を保存します。
フィルタの作成
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [フィルタ]で、フィルタを作成、編集、および削除して、電子メールをより簡単に管理できるようになります。 基準に合ったすべての着信または発信メッセージは、フィルタ規則に基づいてマークやラベルが付けられます。
フィルタを作成する:
- [追加] をクリックします。
- 検索基準をひとつ以上入力してください。
- 基準を追加したら(必要であれば例外も)、[続行] をクリックします。
- メッセージが自動的にマークされるか、または特定のメールボックスに送信されるかを確認してください。
- [OK] をクリックして、フィルタを保存します。
注意:
- すべてのフィルターは大文字と小文字を区別します。
- 複数のキーワードは、スペースを使用して区切ります。 すべてのキーワードに一致するメッセージのみが取得されます。
- キーフレーズ(例:複数の単語の用語)をフィルター処理するには、「local cuisine recipe」のように引用符("")で閉じます。
- キーワードやキーフレーズが中国語/日本語/韓国語の文字から成り、スペースを含まない場合は、完全に一致するメッセージのみが取得されます。
優先メールボックス
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [優先メールボックス] で、優先メールボックスをセットアップして、さまざまなメールボックスからのメッセージまたはラベルを表示して一元管理できます。
- [優先メールボックスの有効化] を選択します。
- [編集] をクリックして、次のセクションの設定を指定します:
- セクション: 特定の [メールボックス] または [ラベル] を選択して、メール メッセージをセクションに表示します。
- 表示: [すべて] を選択して、メールボックスのメッセージすべて、またはラベルでグループ化されたメッセージを表示します。そして、[未読] を選択して未読メッセージのみを表示します。
- 以下に表示: 選択した数に従って、セクションで表示するメッセージの最大数を決めます。
- 空のときは非表示にする: これを選択すると、表示するメッセージがないときには、セクションを非表示にします。
- セクションの並び替えを行うには、特定のセクションをクリックしたままにし、希望の位置にドロップします。
- [OK]をクリックして、設定を保存します。
SMTP 設定
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [SMTP]で、追加の SMTP サーバーを追加するか既存の SMTP サーバーを編集できます。 既存の MailPlus Server の設定は、自動的にデフォルトの SMTP サーバーとして表示されます。 あなたの [送信者名] 以外の設定は変更できません。
ユーザーは、MailPlus から電子メールを送信できるように、他の SMTP サーバーを追加することができます。 たとえば、Google SMTP サーバーを追加し、Google アカウントとパスワードを入力すると、MailPlus で Google アカウント経由で電子メールを送信することができます。
POP3 フェッチ設定
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [POP3 フェッチ]で、[追加]をクリックしてカスタム POP3 サーバーを入力するか、事前定義のサーバー (例えば、Gmail) を使用して電子メールを異なるサーバーから MailPlus にフェッチします (取ってくる)。 このようにすると、MailPlus で一度にすべてのEメールをまとめて受信し、読むことができます。 管理がしやすいように、このサーバーから着信メッセージが送信されるメールボックスを設定します。
注意:
- 管理者は、[管理設定] タブで POP3 設定を有効化/無効化することができます。 このタブは、admin アカウントでログインしたときに表示されます。
- POP3 からの外部メールのフェッチについての順を追った説明にいついては、この FAQ を参照してください。
OpenPGP 設定
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [OpenPGP]で、OpenPGP を[有効化/無効化]、OpenPGP キーを[管理]、および OpenPGP 関連の設定を[調整]できます。
OpenPGP キーの管理方法:
- [生成] をクリックして、新しい OpenPGP キーペアを生成します。
- キーを削除するには [削除] をクリックします。
- ファイルまたはテキスト入力から既存のキーをインポートするには、[インポート] をクリックします。
- 選択したキーをファイルにエクスポートするには、[エクスポート] をクリックします。
管理者設定
[設定] (右上隅にある歯車アイコンr) > [管理者設定]で、MailPlus 管理者は以下の設定を全ユーザーに対して構成できます。
- ユーザーによる、外部 POP3 メールサーバーからの電子メールの受信を許可: これを選択すると、ユーザーによる POP3 から MailPlus への外部差メールのフェッチを許可します。 フェッチ期間は分で指定できます。
- すべてのユーザーに対して OpenPGP を無効化する: これを選択すると、すべてのユーザーに対して OpenPGP を無効化します。
- ユーザーによる、大容量の添付ファイルへの共有リンクの作成を許可する: これを選択すると、添付ファイルが大容量である場合に、メールのサイズを低減させてデリバリを円滑にするために、共有リンクが自動的に貼り付けられます。 次の [コントロール パネル] の設定も調整する必要があります。
- [ユーザー] > [詳細設定] > [ユーザー ホーム] に移動し、[ユーザー ホーム サービスを有効化する] を選択して、すべてのユーザーに対してホーム フォルダを作成します。 大容量の添付ファイルは、ユーザーのホーム フォルダにアップロードされます。
- ユーザーによる共有リンクの作成または削除を許可するには、[権限] に移動して、ユーザーが File Station を使用できるようにします。
共有の連絡先
[設定] (右上隅の歯車アイコン) > [共有連絡先]で、LDAP サーバーまたは Windows AD ドメインから連絡先グループを改名して簡単に識別できるようにしたり、通常のユーザーから隠すことができます。
- インポートした連絡先グループは次の方法で管理します:
- 表示するテキスト: これをクリックすると、MailPlus でインポートした連絡先グループの名前を変更できます。
- 非表示: これを選択すると、通常アクセスでは、連絡先のグループおよび個々の連絡先が非表示になります。
- [OK]をクリックして、設定を保存します。
注意:
- ドメインまたは LDAP 管理者のみが、この設定の表示および変更を行うことができます。
- この設定は、同じメール ドメインまたは LDAP ドメインのユーザーにのみ適用されます。