復元
[Hyper Backup] を選択し、左下にある [復元] をクリックすると、バックアップデータ/LUN を復元できます。
データ/LUN* バックアップを復元する:
- 左下にある [復元] をクリックして、[データ] または [LUN]* を選択します。
- システム設定、バックアップ データの別のバージョン、その他を選択するよう要求される場合があります。復元したいバックアップ タスクのタイプによります。
- バックアップ タスクが暗号化されている場合は、パスワード/暗号化キーを入力する必要があります。
- ウィザードに従って復元を終了します。
注意:
- アンインストールしたパッケージを復元するとき、システムは自動的にそのアプリケーションの同じバージョンか、それよりも新しいバージョンをインストールします。アプリケーションがインストールされていても、バックアップしたアプリケーションよりもバージョンが古い場合は、システムがバックアップしたバージョンと同じバージョンに自動的にアップグレードします。
- DSM 5.1 以上でバックアップされたアプリケーションは、DSM 5.0 以下では復元できません。
- データ バックアップ時にファイルが変更されると、そのファイルは復元においてスキップされます。ファイルを取得するには、[Backup Explorer] を選択し、任意のファイルを選択して [コピー先...] または [ダウンロード] をクリックします。
注意:
- 復元が完了したら、ブロック レベルとファイル レベルの LUN がファイルレベルの LUN に復元されます。*
- パッケージを復元するときパッケージがインストールされていなければ、システムは自動的にそのアプリケーションの同じバージョンか、それよりも新しいバージョンをインストールします。アプリケーションがインストールされていても、バックアップしたアプリケーションよりもバージョンが古い場合は、システムがバックアップしたバージョンと同じバージョンに自動的にアップグレードします。
- DSM 5.1 以上でバックアップされたアプリケーションは、DSM 5.0 以下では復元できません。
- データ バックアップ時にファイルが変更されると、そのファイルは復元においてスキップされます。ファイルを取得するには、[Backup Explorer] を選択し、任意のファイルを選択して [コピー先...] または [ダウンロード] をクリックします。
マルチバージョン バックアップタスクで1個のファイルまたはフォルダを復元する:
- 左側のパネルから任意のバックアップ タスクを選択し、バックアップ エクスプローラ を起動します(拡大鏡アイコンをクリックします)。バックアップ タスクが暗号化されている場合には、パスワード/暗号化キーが必要です。
- タイムライン バーを使うか、カレンダー アイコンをクリックして、バックアップ バージョンを探します。
- 含まれるファイルやフォルダを選択し、[復元]、[コピー先...]、[ダウンロード] をクリックして選択したファイル/フォルダを取得します。ファイル/フォルダを右クリックすると、3つのオプションが表示されます。
バックアップ バージョンにおけるファイル/フォルダのフィルター処理方法:
ファイルのフィルター処理速度を改善するには、現在の表示でファイル/フォルダをフィルター処理するキーワードを使用することができます。条件に一致しないファイル/フォルダは表示されません。
- バックアップ エクスプローラ を起動して、右上にあるロート アイコンをクリックします。
- ドロップ ダウン メニューから、ファイル/フォルダを次の条件で絞り込むことができます。
- キーワード:ファイルやフォルダの名前を入力します。キーワードにワイルドカード [*](1文字以上を意味します)や [?](1個のランダムな文字を意味します)を使用することができます。たとえば、[a*n] は [action]、[attention]、[an] などを代表します。
- ファイルタイプ:[どれでも]、[任意のフォルダ]、[任意のファイル] から選択して検索を細かく定義します。
- サイズ (MB):[どれでも] を選択するか、または [同等]、[以上]、[以下] を選択して、値を入力します。
- 変更日:今日、昨日、先週、先月を選択するか、カスタマイズを選択して、開始日と終了日を入力して特定の範囲内でのバージョンを検索します。
- フィルタを適用するには、[フィルタ] をクリックします。
- 別のバックアップ バージョンに同じフィルタを適用するには、タイムライン バーを使って任意のバージョンに切り替えてください。
- 絞り込んだ検索をリセットするには、[リセット] ボタンをクリックします。
注意:
- バックアップ エクスプローラはマルチバージョンのバックアップ タスクでのみ使用できます。
- バックアップ先が DSM 5.1 またはそれ以前のバージョンで設定されているときには、バックアップ エクスプローラには一部の機能しかありません。
- システム構成とアプリケーションは、復元でしか復元できません。
- フィルタ機能は暗号化を解除したバックアップ タスクにしか使用できません。
- [コピー先...] または [ダウンロード] で取得したファイル/フォルダでは、元の権限設定は失われます。
- データ バックアップ時にファイルが変更されると、そのファイルは復元においてスキップされます。ファイルを取得するには、[Backup Explorer] を選択し、任意のファイルを選択して [コピー先...] または [ダウンロード] をクリックします。
別のバックアップ先からバックアップ タスクを復元する:
- 左下にある [復元] をクリックして、[データ] または [LUN] を選択します。*
- どちらかのタイプのバックアップ タスクを選択して復元することができます。
- データ バックアップを復元する:[データ] > [既存のレポジトリから復元] を選択して、データを復元するバックアップ先を選択します。
- LUN バックアップを復元する:[LUN] をクリックします。*
- ウィザードの指示に従ってください。復元するタスクが暗号化されている場合には、パスワード/暗号化キーが必要です。
- [適用] をクリックして、復元を完了します。
注意:
- 埋め込み DataStation は、ext3/ext4 外部デバイスに共有フォルダしか復元しません。
- 埋め込み DataStation は、ext3/ext4 外部デバイスがないアプリケーションの復元には対応していません。
標準ファイル プロトコルからバックアップ レポジトリを参照する:
- DSM 6.1 またはそれ以降で Hyper Backup を使用する場合、バックアップ データは新しいファイル形式の .hbk で保存されます。
- File Station で .hbk ファイルをダブル クリックすることで、Hyper Backup Explorer から直接開くことができます。
- [File Station] で、または標準ファイル プロトコル(例:SAMBA または AFP)からバックアップデータを参照するには、.hbk または .bkpi ファイルを右クリックし、[Hyper Backup の場所をマウントする] を選択します。そして、マウントされた場所として動作させるために、共有フォルダを選択します。
- 暗号化されたバックアップ タスクを作成した場合、タスクのマウントを成功させるにはパスワードの入力またはパスワードファイルのアップロードを行う必要があります。
- この機能を無効化するには、.hbk または .bkpi ファイルを右クリックし、[マウント解除] を選択します。
注意:
- DSM 6.1 またはそれ以降で Hpyer Backup を使用している場合には、以前破損したバックアップバージョンからファイルの一部を復元することができます。この破損したファイルは、ファイル復元の際にはスキップされます。
- [ユーザー] および [グループ] の設定の復元を行うと、共有フォルダの権限が変更変更される可能性があります。
- 各種 Synology NAS デバイスでバックアップおよび復元を行う際、共通のディレクトリ サービスが、各種 Synology NAS デバイスのアカウント管理に利用できる際には、権限の正確性を確立するためにも、システム構成に従いデータを復元する必要があります。ファイルを右クリックし、[コピー先] をクリックすることで、[Hyper Backup Explorer] からの権限に影響を受けにくいファイルを取得できます。
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* 特定のモデルでのみ使用できます。